(ソルパック協会 会員:廃ガラスリサイクル事業協同組合)

軟弱地盤対策・方面災害復旧・擁壁・方面保護様々な場面で活躍します。
概要
クリスタルサンドが、パックされたソルパックは袋(パック財)でエッジレスされたガラスサンドを拘束補強し、一袋ごとに性能 表示された建設資材であり、パック材は引張り強さと形状寸法によって規格化されています。中詰め材(クリスタルサンド)は内部摩擦角で規定されソルパック安定形状(中詰め材の容量によって決まる)によって、一袋あたりの圧縮耐力、せん断体力等が表示されます。
安心の品質表示
品質(性能)表示された建設資材「ソルパック」を用いて組積構造体(補強土構造物)を構築することによって、補強土地盤としての支持力特性、構造物全体の変形特性、地震時安定性等の性能、品質を容易に評価できます。
総合的なコスト縮減
従来工法(セメント安定化処理、固化剤注入、杭打ち等)に比べても費用対効果が良好で多様な要求性能にも対応できるため、総合的なコスト縮減が図れます。
環境にやさしい
固化剤が外部にしみ出したり、杭打ちで騒音が発生したりすることがなく環境に優しい。さらに、建設残土や最終処分度の地盤化、安定化を目的とした高機能パック材の開発等によって、環境対策の分野からの期待が高まっています。
優れた透水性
CrystalSand(クリスタルサンド)をパックすることによりより安定した性能と高い透水性脳を有することができます。
特徴
ソルパック補強のメカニズム

テクニカルデータ
品名 | 大型パック材 | 小型パック材 |
規格 | SLP -L250 | SLP -200 |
色 | ソルバックグリーン | ソルバックグリーン |
材質 | ポリプロピレン | ポリエスチレン |
サイズ(mm) | 1200×1250 | 48×62 |
織密度(本/25.4mm) | たて15 よこ15 |
たて10 よこ10 |
耐候性 | UV 耐候剤入り | UV 耐候剤入り |
引張り強度(N/25.4mm) 注) | たて1900 よこ1900 |
たて617 よこ598 |
伸度(%) 注) | たて18 よこ16 |
たて18 よこ16 |
その他 | 吊りひも付き | 有効容積確認ライン入り |
注)JIS L 1096A 法(ラベルドストリップ 法)
主な用途
構造物の基礎
基礎工事に用いるソルパック工法は、軟弱な基礎地盤の表層もしくは基層部に、土のう積層体を構築することにより、上載構造物の荷重分散およびせん断鋼抵抗を発揮させることによって基礎地盤を補強する工法である。土のう積層体を構築するソルパック(単体)は、パック材の引張り強さ、中詰め材の内部摩擦角及びソルパックの形状を決定するための中詰め材の容積によって圧縮耐力に関する性能表示がなされている。本工法は、柔な基礎構造を形成することから、上部構造物の荷重を一様に分散させる効果ができる工法である。
また、本工法は荷重分散効果による地盤支持力の向上(沈下や不同沈下の軽減)のほか、きわめて軟弱な地盤での施工性(トラフィカビリティーの向上)にも有効的に機能する工法である。なお、本工法は中詰め材やパック材の種類や形状等との組合せによっては、路床地盤の強化、振動低減効果、透水性地盤としての液状化抑制効果、計量化、分離型、多核層化地盤補強など、種々の範囲にわたって適用できる可能性を残した工法であると考えられる。
基礎に用いるソルパック工法の適用例
@盛土基礎への適応
A構造物基礎への適応
B小規模住宅基礎等への適応
C地中埋設管等への適応
A構造物基礎への適応
B小規模住宅基礎等への適応
C地中埋設管等への適応


基礎に用いるソルパック工法の特徴
@地下水位が高く、湧水のある場所にも適用できる。
A大きなヤードを必要とせず、狭隘な施工個所にも適用できる。
B工事用通路としての利用が可能である。
C現地の形状に合わせた経常の施設ができる。
D大型重機を用いないため、施工による周辺環境への影響(振動、騒音)が少ない。
E施工が容易であるため、専門技術者が不要
F後記の短縮化が図れる
G費用対効果に優れる。
H中詰め材料として加工製品であるcrystal・stone・sandを使用することにより、より安定した性能を発揮できる。
A大きなヤードを必要とせず、狭隘な施工個所にも適用できる。
B工事用通路としての利用が可能である。
C現地の形状に合わせた経常の施設ができる。
D大型重機を用いないため、施工による周辺環境への影響(振動、騒音)が少ない。
E施工が容易であるため、専門技術者が不要
F後記の短縮化が図れる
G費用対効果に優れる。
H中詰め材料として加工製品であるcrystal・stone・sandを使用することにより、より安定した性能を発揮できる。

擁壁法面保護
大きな基礎が不要、急峻な地形など狭小な箇所でも施工が可能です。盛土斜面安定、土圧低減が図られ耐震性。透水性に優れています。

災害復旧の際には、応急復旧から本復旧へスムーズに移行できるのもソルパックウオールの特徴のひとつです。また、土砂災害対策として、ソルパックの安定性と柔軟性を生かした堤の構築ができます。

適用の考え方
従来工法との比較
セメント系安定処理または砕石置き換え

ソルパック方式

工法 | 当工法におけるポイント | 適否 |
ソルパック工法 | 掘削深さが浅くおさえられることから、大型機械を必要とせず、 振動などが抑制される。また、水浸地盤においても比較的均質 施工が可能である。 |
○ |
セメント系安定処理 | 土壌改良であることから発生土の処理は最小限に抑えられるが 改良範囲が水侵位置に及びため改良強度の均質性を確保する ために、排水ポンプ工が必要になる。 |
△ |
砕石置き換え | 安価かつ施工が容易であるが、軟弱な水浸食地盤における施工 が、難しい。掘削範囲は地下水の影響を受けるため、排水ポンプ 工を必要とする。また、発生土の処理も必要になる。 |
△ |
費用につきましてはご相談ください。